20年くらい前に、スタイリストの先輩から、車も経験だからいろいろ乗った方がいいって話をされた事がある。それから車遍歴に拍車がかかって、多いときは4台持っていた。
若い頃から、イタリアのスポーツカーと、イギリスのセダンと、アメリカのオープンカーと、国産の四駆が欲しかった。理由はちゃんとある。
しかし結局当時乗っていたのは、国産の四駆と、アメリカのピックアップトラックと、イギリスのセダンと、ドイツのオープンカーだった。
ランボルギーニにも乗ってみたかったけど、維持できないと思ったから我慢した。スタジオとレストランに投資して1億くらい溶けたから、あとで考えたらランボルギーニに乗った方が良い人脈を作れたかも。まぁ失敗も経験か!しかしそのまま借金だから、やっぱりランボルギーニだったかなぁ〜
イタ車以外は一通り乗って経験してみて、今はアメ車の四駆とイギリスの古いオープンカーだけになり、もうすぐジムニーもやってくる。
それでも一応500万円以上の車は買わないと決めている。余裕がある訳でもないし、組めるローンのギリギリなのだ。
しかしお陰で初対面でも車好きの人とは距離を縮めるのが早くなった。もとは取っている。というか必要経費だな。
車に限ったことじゃなく、何か欲しいモノがあったら買ってしまった方がいい。それを使って、もしくは鑑賞して得られる経験は、きっといつか役に立つ。
モノより思い出っていうコピーがあったけれど、思い出にモノはつきものだし、モノを所有するという経験も大事なのだ。。
車を所有せずにカーシェアリングが流行って久しい。災害があったら彼等はどうするんだろうか。レンタカーなんかすぐに無くなるだろう。大きなお世話かもしれないが、家族がいたら、1台くらい車を持っておくべきだと思う。