体力も精神力も、限界というものがある。大抵の場合、精神力の方が先に限界が来るものだ。そしてその限界値は人それぞれ。大抵20代までにどこまで自分を痛めつけたかで決まる。
若い頃の苦労は買ってでもしろ!なんて先人はよく言ったものだ。本当にそう思う。最後は気合いだ!なんて死語になりつつあるが、オリンピックを見ていると、やっぱり最後は気合いなのだ。笑
俺はというと、18歳の時に海上自衛隊にうっかり入っちゃったから、まず己の体力に限界は無いんじゃないか?とすら思うくらい毎日鍛えあげられた。プールで腕立て100回やった後にクロール50m×50本とか、3000mのインターバル10本とか、しかもインターバル1分💧。もう30キロダッシュか?笑
しかしもうダメだ!って思った瞬間一歩も歩けない。諦めたらそこで終わる。気絶するまで走れる人は相当精神力が強い。大抵は倒れる前に、もうダメだ!の感情が来るのだ。
しかし日常でそこまで体力を使う事は無い。徹夜でデスクワークとかはあるかもしれないけど、営業ノルマのプレッシャーとか、追い詰められた時にどこまで精神的に耐えられるかは、ある程度わかっておいた方がいい。
そして限界を感じたら一旦逃げる。環境を変えるとか、仕事を断るとか、そうしないと病んでしまって、場合によっては人生を棒に振る事になる。だからもうダメだ!も自分を守る為には結構大事な感情なのだ。
でもどうしてもその環境から逃げられない時は、俺は負けない!壊れる前にそうつぶやいてみよう。すると何故かパフォーマンスが上がる。そうやって時間を稼いで逃げ道を探すのだ。もちろん上手く行ったらその方がいい。自信が付くからね。
まずはがむしゃらにやって、自分の本当の限界を知る努力をした方がいいよ。体力があって、失敗が許されるうちにね。
体力はときに精神力を補ってくれる。精神的に弱ったとき、もし体力がまだ残っていたらどうにかなる事もあるし、穴を空けた時にカバーしてくれる先輩がいないと、大失敗になってしまうから。
そして限界を知る事が、命を落とさずに人生を冒険するときにとても役に立つ。きっとまだいろいろあるからね。